日本天津総商会、天津海外聯誼会第6期常務理事会第2回会議に招待出席

【本紙・天津発】
2018年10月22日から25日にかけて、中国の改革開放40周年という重要な歴史的節目に際し、中共天津市委統戦部の主催による「40年の歩みを胸に、中国の夢を共に築こう――天津海外聯誼会第6期常務理事会第2回会議および改革開放40周年記念行事」が天津で盛大に開催されました。日本天津総商会の杜有紅(と・ゆうこう)会長は特別招待を受け、代表団を率いて本行事に出席し、中日間の民間および経済交流の促進に積極的な役割を果たしました。

10月23日には、「天津海外聯誼会第6期常務理事会第2回会議」が天津市にて正式に開催されました。会議は天津市僑務弁公室副主任であり、天津海外聯誼会副会長でもある房靖彪(ぼう・せいひょう)氏が司会を務め、天津市僑聯副主席・海外聯誼会副会長の陳鐘林(ちん・しょうりん)氏が理事会を代表して「2017年度事業報告」を発表し、過去1年間の主要な成果を総括するとともに、今後の発展方針について展望を示しました。

会議の中で、日本天津総商会の杜有紅会長は熱意あふれる挨拶を行い、「日本天津総商会は、在日華僑・華人と故郷・天津を結ぶ重要な架け橋として、『郷里との絆を深め、協力を促進し、発展を支援する』という理念のもと、中日間の経済・文化・民間交流に引き続き積極的に参加していきます」と述べました。杜会長はまた、「『一帯一路(Belt and Road)』構想や新時代の改革開放という背景の中で、天津の発展戦略に注目し、支持し続け、京津冀協同発展や対外開放の推進にも積極的に関与し、故郷の経済建設と国際協力に華僑社会として貢献してまいります」と語りました。

期間中、参加者らは天津改革開放成果展の視察や、自由貿易区の重点産業園区の訪問を行い、また、投資誘致、人材交流、文化交流といったテーマについても実務的な意見交換が行われました。

今回の天津訪問は、華僑社会が故郷の発展成果に対する理解を深めるとともに、広く海外華人の改革・発展事業への参加意識と責任感をより一層強めるものとなりました。日本天津総商会は今後もそのプラットフォームとしての強みを活かし、中日民間交流の新たな局面を切り開き、中華民族の偉大な復興という「中国の夢」の実現に向けて、知恵と力を尽くしていく決意です。

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